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ホーム 12'' Yusuke & LÖRI / split 12''
Yusuke & LÖRI / split 12''
イリノイのyusukeとペルーのLÖRIによるスプリット12''。zegema beac records含む4レーベルによる共同リリース。

まずyusukeについてはウチでdelosとのスプリットも取り扱ってますが、今作では1曲目冒頭からクリーントーンにクリーン目なボーカルが乗ったので「誰だ!?」『yusukeちゃんだよ。お前のyusukeちゃんだよ』「ほんとに俺のyusukeちゃんか?」『ほんとにyusukeちゃんだよ』「それじゃあ例のきったねぇエモバイオレンスやってみろ!」 て感じだったんですが、『ハウリングビシャー、ドシャーギョギョギョギョギョ』「やったー!やっぱり、yusukeちゃんだー!」て感じでガイキチ丸出しのボーカルとノイジーにざらついたギターでザックリ切り刻むパートで一気に爆発してからはいつもの発狂テンションユーロエモバイオレンスノリでガッツポーズ。アメリカのバンドなのですがコード感やリズム感には完全にドイツエモバイオレンスの遺伝子を感じてしまって、そういう意味でやはりtristan tzara、the apoplexy twist orchestra、francis bradyのファンにオススメしたいんですが、やはり本人らもその辺強く意識してるのかな。どうなんだろ。比較的短い尺でガンガン突き進むエモバイオレンス調はいつものことながらも、前作よりも格段に良くなった録音は吉と出るか凶と出るかといったところ。が、そこにチャレンジは感じます。2曲目のインストトラックでは特にそれが顕著で、大作ファンタジー系映画のオープニングにも良さそうなドラマティックな旋律をこうも大胆に挿入したのには特別な意思も感じます。事実楽曲も以前より静パートを丁寧に、より間を重視して入れ込んでいて、俺たち大暴れして飛び散るだけのエモバイオレンスではないんだぜ!というようなバンド側の意思を感じずにはいられません。何か大きな胎動を感じる3曲を収録。一番気になるのはサンクスリストにあるhideki sato、shinpei satoという名前。これって…?
yusukeは今後、ウチでも大分推してるtentaclesとのスプリット作品リリースの予定もあるようでして、こりゃあ今後の活動にも要注目って感じで、ほんと楽しみ。はよ!

対するLÖRIはペルー共和国はリマからのバンド。以前はLori Berensonという名前で活動していたようで、多分改名したのかな?Lori Berensonというのは日本でも有名なペルー日本大使公邸人質事件を起こしたテロ集団、トゥパク・アマル革命運動ことMRTAのメンバーである女性の名前のようです。彼女はペルー国会を襲撃した事件に荷担した容疑で逮捕され、その後に件のペルー日本大使公邸人質事件が発生、MRTAは服役中の仲間の釈放を要求し、その中にLori Berensonの名前もあった模様。MRTAの、特にペルー日本大使公邸人質事件は日本で今でもテレビ特番にて様々な形で特集組まれたりしてますが、その内容は千差万別。その例に漏れずネット上での情報では、「MRTAは反政府武装手段で、誘拐や殺人を重ね、日系人の実業家も誘拐されて殺害されている。」と残虐極まりない組織のように記されているものもあれば、片や「キューバ革命でのチェ・ゲバラを範とし、富裕層を襲撃して貧困層に財産を分配するなどの義賊的ゲリラ活動も行っていると自称していた。また、日本大使公邸占拠事件の際に人質として捕らえられていた人々の証言によると、メンバー全員の人質に対する対応は非常に紳士的だったとされている(wikipedia「トゥパク・アマル革命運動」の項目から引用)」と若っっっっ干好意的に書かれたものもあり(モチのロン、テロを肯定するわけでは無いヨ)、まあ当然なんだけどその全貌は一枚岩ではないのだろうし当事者でもなく勉強の足りない自分には一様につかめない。結局のところ現地の人にしかその当該感情は分からないものがあるんだろうけど、さらに複雑なことにこのLori Berensonはニューヨーク出身であり、つまりペルーの人から見れば外国人なわけですね。彼女は一度終身刑の判決を受けながらも減刑され、いまではペルー国内にとどまることを条件に仮釈放されている模様。家族のいる故郷ニューヨークには帰れないという事のようです。という。なぜ現地人である彼らはこの複雑な経歴を持つ人物の名前をバンド名に冠したのか?そこに混じるものは賞賛なのか、はたまた皮肉なのか?それとも戒めなのか?てか何の意味も無いのか?中二病なのか?現地での彼女に対する評価は?印象は?余所から見る聞くだけでは計り得ない現地住民の感情は果たして?何も情報の入ってこない日本で、平和に日本人やっている俺にはその深層までは辿り着くことは出来ませんでした。ということでそこを紐解くカギはこのLÖRIの楽曲にあるはず、果たして…。

普 っ 通 ! 
分っかんねーよ!

ape must not kill ape等から初期にリリースされていた作品などに通ずるエモっぷり、野暮ったさ、激情感はあるものの、個人的には特筆するところの無い、いたって普通の作品といったところ。しょぼくなったamanda woodwardといった感じ。ゴメン!3曲中1曲だけ歌詞が英語表記だったので訳してみたところ、その内容は排他的な日々を送りつつも現状を良しとしない主人公、けれでもそれを良しとしていない…んだけれども!もうどうすればいいか分かんねーよ!という閉塞感ムンムンの内容だったので、その辺に鍵があるのかもしれない。その鍵を上手く扱う事すらできないクソ不勉強未熟者でございます。

長々書いたわりにはこんなでアレですね。音だけで言えば個人的にはyusuke圧勝ですが、LÖRIの内包する要素についても興味津々であります。調べてるうちに他にもおもろいもの見つけたし、それで聴く曲の印象とか何より正しい認識と関わってくるし、こういう視点大事…というかおもれーなーと再確認。って感じかな。なかなかめんどくさがりな俺にとっては教訓です。てか、後でバンドに直接聞いてみようか…
この盤はスプリットなのに珍しく片面12''でして、お互いが3曲ずつの計6曲を収録。ジャケの作りが超好み。さらにカラービニールですがマーブル仕様な上にカラーバリエーション豊富なので、ご注文の際にはランダムで梱包させていただきます!あしからず。






・ 型番
??? (zegema beach records)
・ 販売価格

1,800円(内税)

・ 購入数