最早おなじみ未来からやってきたバンド、老人の仕事の2nd音源入荷です。ジャケや収録曲数、その並びからも分かる通り前作1stの流れを引き継いだ続編的な音源。2作目でやんなくていい余計な改変とかしてダダ滑りしてしまう映画やゲームの作品なんて最早あるある中のあるあるネタですがご安心ください!マジの完全正当続編感!原作者もオフィシャル公認!的な。
またも怪しい唸り声から幕を開ける今作も完全に砂煙るストーナードゥームサウンド炸裂!相変わらずのゴン太い人力グルーヴ感や怪しくもキャッチーに光るリフ、それでいてフックの効いた楽曲展開なんかは最早安心感すらあります。今作ではゲスト演者の参加などにより新たな要素も加わっていたりするんですがそれも老人の仕事の世界観を崩さず広げていて非常にマッチしています。ちょっとダブっぽい要素入ったり。マッチしないわけないよね感。まあそういう部分も含めてそうなんだけどこのバンドの最大の魅力って遊び心だと思うんですよね。楽曲一つ、リフ一つ、衣装一つ、デザイン一つ、設定一つ、アイデア一つ、どれをとっても遊び心がふんだんに入っていて楽しいのよ。そういう演出が全部ちゃんとカチ合って楽曲にも世界観にもちゃんと反映されてるのがちゃんと伝わってるのが凄い。先日久々にライブも体験したんですが、それもすげー楽しくて。老人の仕事の音楽や世界観ってストーナーやドゥーム、スラッジとかメタルとかは…は入ってるのかな?ギリ入ってるよね?的なものを基調にしているしそういったジャンル相応かそれ以上に怪しいんだけど、怖さとかダークさはあんまりないんすよね(本人らがそういうとこ狙ってるとしたらごめんなさい)。むしろ楽しい。めちゃくちゃに怪しいんだけどめちゃくちゃ楽しい奇祭的な。本能で踊れるプリミティブお祭り感。めちゃくちゃ怪しいのにめちゃくちゃ楽しくてめちゃくちゃ魅力的でめちゃくちゃピースフルな場でした。なんかそういう音楽の原始的な楽しさってこういうことなんじゃないの?感モリモリで素晴らしいんすよね。今度友達の子供(4歳)とかに聴かせてみようかな、とかマジに思います。意外とめちゃくちゃ踊りだすんじゃない?的な。的な。的な。
ということで老人の仕事2ndです。1stがもう5年くらい前なのも衝撃的なんですが本人らの容貌も最早森の住民みたいになっててそれも衝撃的でした。次の5年後にはどうなっているのか。骨みたいになってるのか。はたまた。まだまだ俺に未来を見せてくれ、老人の仕事。未来を救ってくれ、老人の仕事。がんばれ、老人の仕事。
全3曲、計約32分収録。
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