カナダ産ドラマティックカオティックバイオレンス暴風雨、tempestによる2012年リリースの7''です。同時期に12''も入荷してるので、是非チェックをば。さてこの最新(多分。masakariとのスプリットとどっちが先なんだろ？)7''ですが2012年にリリースされてた12''と比べても、かなーり面白い作品に仕上がってますわ！良い意味での粗さは多少丸くなった感もありますが、その分と言うかなんと言うか前作以上のダークエモバイオレンス感バリバリで暴れまくって且つ楽曲のドラマ性にもかなり富んだ感じ。ベクトルは違えどvestiges、caulfield辺りにも通ずる世界観かも。いやあ、これは激ってる。

構成的には各面に1曲づつ、それぞれタイトルも「I」「II」って感じなんで、「これ繋げて1曲って感じなんだろうなあ」とか思ってたんですがどうなんですかね？無理矢理繋げて聴いてるんですが、約10分のドラマティックトンデモ世界観さらにハンパねー！冒頭からはまさにバンド名のごとくの暴風雨のような暴れっぷり、狂いっぷりからの中盤で軽く落としつつ〜、徐々に上げってって爆発からの〜、深淵ミドルパートでシメ！って感じでめちゃくちゃ王道でステキ。june paik、einna、dolcim、bökanövskyなどのファンはマストっぽい感じ。あと個人的にはburied insideのファンに是非おすすめしたい！