シカゴのバンド、Ittōの10''入荷です。英語…じゃないよね?なんて読むんでしょ。Beau NavireとのスプリットをリリースしていたSuffixっつーバンドのメンバーがおるようでして、Suffixの方はSuis La Lune辺りに影響受けてそうなエモ〜くてかなり良いバンドだったんで、じゃあこのIttōにも期待大だわ!て感じで聴いてみたんですが…全く別もんになっとる!!生々しい録音、エモーティブなリフなどはそのままに…この、ころころころ〜とスっ転がりまくる複雑な多展開!〜か〜ら〜の〜疾走展開や激情感満載ミドル展開などなども組み合わせ!ペリペリっと鳴り響くディスコーダント単音リフ!吐き捨てるかのような男臭いvo…いいよいいよ〜。Off Minor + Ampere的な感じをエモエモっ!とさせた感触がめちゃくちゃ素晴らしいですね。特に3曲目の「traditions」はエモッエモ、泣きっ泣きなからの枯れた疾走感大爆発な展開が良すぎてションベンちびりそうな勢いですわ。
マスロックとも言えそうな知的に構築された多展開を組み込みまくってるんですが、俺の思う「マスロック」程のある種の完璧感がなく、どこか抜けた音作りや生々しい演奏や粗さなどを(敢えて、なのかは分からないが)残しているところが特に好印象です。やっぱりそういうのが俺は好きみたい。What Price, Wonderland?、The Fiction、Antilles等のファンには特にオススメの全4曲収録。