スペインの女性ボーカルアナーコパンク、asfixiaの7''です。2006年リリース。stonehengeやconstraszt recordsなどなど10レーベルによる共同リリース。10レーベル共同って、なんか凄いね。SL'S3、hongoなどとメンバー被ってるようで、ekkaiaはじめその辺りのメンバーの系譜絡まりすぎててもう訳分かんねーぜ！て感じですが、その辺りは溢れんばかりのストイックさから来る理由もあるんだろうな、と勝手に想像してます。もちろんそれだけじゃないでしょうが。まあ、それでいちいち画一的にならず魅力的なバンド組んで聴かせに来やがるところは単純に恐れ入るよね。シーンの結束力というかレベルの高さ、意志の強さというか、なんなのか。なんなのか！？

asfixiaのこの音源はダークメロディアスなクラストパンクっつー感じだけどネオクラストとかではなく、どっちかっつったらフレンチエモというか、まあanomie寄りなイメージ。入荷リクいただいた方も仰ってたんだけど、まさにekkaia＋anomieライクな感じかな？泣き泣きだけど激熱なギターフレーズと癖のある女性ボーカルの絡みはマジタマランすね。根っこは動物愛護の観点からなのかな、利便性や利益のみ追及し命を奪うことを鑑みない現代的システムなどに対する怒りや訴えを歌った詞は悲痛過ぎるほどに痛烈、痛烈過ぎるほどに悲痛。歌詞と併せて、その辺の解釈を曲ごとに歌詞とは別で解説した文書も付いとる。英訳もあるでよ。クリアグリーン/ブラックのマーブル仕様の全4曲！なんと今現在も活動中らしく、新たにコンピ参加やスプリットのリリース予定もあるとか。この音源から実に6年の月日が経っているわけで、そちらの新音源ではどんなアプローチで仕掛けてくるのか今から非常に楽しみです。

入荷リクエスト的な形で入れたんですが、まあ全然数入れられなくてねえ。なんで俺が入荷できたんだかわかんない位だし、再入荷もなかなか厳しそうな感じ。申し訳ねえ！！…在庫無くなったら探しはするけどあんま期待はしないでね。