テネシー発の4ピースバンド、guideによる2011年リリースの7インチです。牙の折れた象の憎しみに満ちた眼は果たして何を映しているのか…?なんてジャケ。つーか怖いよこの象さん!!
ブラストも交えた高速展開にゴリッゴリの極悪ベースがブンブン引っ張るパワーバイオレンススタイルですが、ダウンチューニングやマイナー調のコード感などが相まると全体としてはどこか冷たく悲痛な感触を強く受けまして、もうそこがツボ。この感触はクラストからカオティック、激情愛好家にも受け入れられるんではないかと。歌詞が入ってないのでどんなことを歌っているのかは分からないのですが、外に向ける怒りなどというよりは辛くて仕方がない内向的な何かを歌ってそうなイキフンね。つーかそういう内容だと良いなあ(願望)!あくまで個人的には、激しく肉体的な音のわりに真っ暗な部屋の片隅で体育座りで〜タイプに分類してしまいたい一枚。
6曲収録でダウンロードコード封入ですが、ダウンロードするとボーナストラック的な+1曲が!