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ホーム CD birth / イシヨ
birth / イシヨ
ジャパニーズ発、甲府はbirthの新音源よ。前作などと比べると、良い意味で大人な音出せてる気がします。そりゃあもちろん、メンバーが結婚して子持ちになったりだのを聞いてたりするとこからくる先入観も含むわけで!(あほでしょ?)以前から持ち合わせていたギラリと光る刃のような緊張感がバリバリに増してる感。 shotmakerやsleepy time trioなんかとリンクする部分まで感じ取れてオドロキでしたが、それは3ピースという無駄を削ぎ落としたメンバー構成だったり、明らかにパワーアップしてるリズム隊のグルーヴだったり、さらに研ぎ澄まされた楽曲群のせいだったりするんだろうけど、それ以上の「何か」を感じさせてくれる音源ね。歌を前面に押し出した「音楽は変わった」から幕を開け、アルバムが進むにつれ激テンションと緊張感の爆発が増していく構成もグッド。個人的には3曲目「キョウイクのセイカ」から「砂鉄」「大人になったら」までは鉄板の流れ!

たしか以前も書いた気もするんだけど、国内バンドの音源をこんな弱小ディストロで扱うのは正直きついのよ。この辺の音楽を聴いている耳の早いリスナーたちは大体チェック済みで、あの大手レコ屋やその有名ディストロなんかで購入済みなわけ。限定特典なんか付けられちゃった日にゃあ、もうお手上げだ!(俺も欲しいぜ!)それでもこんなカスみてーな弱小ディストロで何故にbirthの音源を入荷するかって話だわな。

自分のバンドも去年メンバーが結婚出産を果たし、正直その都合もあって活動を制限されている部分がある。そういうメンバーを見ていると感じるんだけど、こういった形態のバンド活動ってのは結婚生活ってものにとっては90%以上敵なんすよ笑。何かの間違いでバカ売れでもする希望がない限り、金も時間も取られるだけとられるバンドだなんて、害でしかなっすわな。ただでさえ日常生活を圧迫しかねないのに、スタジオに向かうたびに嫁から文句言われ、ビクビクしながらライブ予定日を報告し、たまの休日もまだ小さな子供と遊んでやることも出来なくなって、ねえ。まあこれはかなり偏見入った意見かもしれんが。 そんなこんなあって、全ての状況が同じなわけはないけど、それでもbirthと共感するところはあって。彼らも止む無くの活動休止期間があったと聞いた。楽なわけ無いわな。それでも終わりという選択肢を出さず、足掻き、抗って、生み出した今作には謀ってか謀らずか、とても強い力を感じるんだ。バンドとしては本当に苦しい時期を乗り越えて、続けるという選択を下した果ての力。正直状況もあるかもしれないけど、俺はそういうとこにとても感銘を受けたし、だからこそ本当に応援したいんよ。まあさ、なんというか、

birth、かっけ〜から!笑

て感じすわ!
以上、妄言でした。

なんか偉い人が言ってた気がするけど、「続けることに意味がある」って、これ、マジだからね。
全6曲。




・ 型番
LTF-002 (LOVEtheFATE records)
・ 販売価格

1,575円(内税)

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