ロシア産2バンドによる2011年リリースのスプリット7''です。ベクシンスキーぽくもある狙って外してきました感のジャケで「あ、そっち系っすか？」て気もするものの、音の方はネオクラストちっくです。

まずhospiseはアルペジオから入って疾走パート通過後壮大っぽいミドルパートっつーお約束な7分弱の1曲収録。後半の壮大風パートは嫌いではないものの前半は特筆するような点もなく、何より演奏も微妙な感じで…個人的にはきついっすわ、すんません。頑張れ。

てことで本命はこちらwarbornのほう。荒涼感と熱血が同居したekkaiaタイプのダークエモメロディアスクラストキタコレ！！！っす。ダーク成分とスピード感アリアリなところはドイツのnovember 13thなんかの方が共通項多数。要所要所で入れてくる単音ギターリフやロシア語の響きによって重厚感増つつもだらしなめな吐き捨てボーカルの熱さなどなど、ツボ突いてきますなあ。正直2曲じゃ満足できネーヨ！この作品以外にも単独7''などリリースされているので要チェックすぜ。

個人的にはwarborn大大大圧勝なこのスプリット、いかがでしょう？仕様として、両バンド歌詞はロシア語ですが英訳付き、ステッカー２枚封入にブラックビニールとマーブルビニールの2種類有りです。2種についてはご注文時希望があればお申し付けください。