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esazlesa / Společnost psů
チェコの激情、ポストハードコアバンドEsazlesaの最新アルバムを入荷。バンド自体は2010年以前より活動していて、既にスプリット作、単独作品を数タイトルリリースしています。中でも俺はFive Seconds to Leavesとのスプリットに収録されている楽曲が本当に大好きで。まさに日本人の人が多く想像するような感じる「ザ・激情」な楽曲で、envyやdaitroにも影響を受けたであろう悲壮感や怒りと初期衝動が爆発しマイナー調を多様するサウンドが素晴らしかった。

今回入荷したこのアルバムは前作「St. Tropez」から約4年越しとなる、バンドとしては初のフルアルバム。ポストロック調の激情スタイルが根底にあることは変わらないのだけれども、初期と比べるとポストロックへさらに寄った楽曲から幕を開ける。これは前作でも感じたんだけど、正直個人的には少しがっかりであった…のだけれでも。トラック4の「Egerland」辺りから少し様子が違ってくる。シャッフルのリズムでボトルネック奏法を駆使した楽曲は完全にドゥームロックのそれ。その後はさらにブルージーでムーディーな漂うフレーズを多様した楽曲や、「いやいや、LUNA SEAか?」てくらい煌めいちゃってるスタンダードなロック調の楽曲などが続く。単純にこの引き出しに驚く。それらにチェコ語(何言ってるのかは分からないけど、聴いた感じはフランス語のような感触がある。まさにdaitro感)でまくしたてるようなボーカルが乗り、ポストロックや激情とうまく融合している様は新しく感じます。

もともとこのバンドが持っているコード感やメロディーセンスは日本人の好みに酷く合致するであろうものがある上、クロスオーバー的なことを積極的に試みているこのアルバムはかなり面白いと感じました。heaven in her armsやaussitot mortのファンなどにまずオススメしたいけど、もっと広くアプローチできる素養を持っているアルバム。全11曲収録。


・ 型番
day58 (day after records)
・ 販売価格

1,400円(内税)

SOLD OUT