帝王の帰還。june paikの最新12''を入荷です。この方々は単独音源全てセルフタイトルなので分かりにくいかもしれませんが2013年リリースのものです。battle of wolf 359とのスプリット7''以来のリリースになるのかな?約3年ぶりのリリースということで果たしてどんな中身になってるのかが非常に気になるところでしたが、さて。
地獄の底で蠢き続けるが如き暗黒の楽曲を披露し続けるjune paikですが、今回もご多分に漏れず蠢きまくってますよ。基本的なところは全くブレません。上手いんだか下手なんだかよく分からなくなる特徴的なドラムや、拝みたくなるほど悲壮的なメロディーは間違いなくjune paik度100%!ほぼ小細工なしで大げさ過ぎる程に多用される静と動の行きかいっぷりたるや、もう様式美、伝統芸のレベルに達してますね。それに、ますます磨きのかかったスロー〜ミドルテンポパートで引っ張って引っ張って引っ張って〜からの疾風怒濤瞬間風速マックスで駆け巡るカタルシス、緊迫感溢れつつも美しすぎるアルペジオパートなども外せない特徴でしょう。そろそろブラックメタル的な匂いも醸し出してきてるかも。素晴らしい。
前述通り根幹にある部分はずっと変わらないんだけど、それでも1stの時の楽曲とかと比べるとほんとどんどん暗く重くなってきてて、それが逆に円熟したものを感じさせるね。誤解を恐れずに言えば、もうずーっとこのままであってほしいバンドです。全4曲収録。
この12''収録曲「Traufe」。これはヤバい、ライブ観た過ぎる。拝みたい。
・ 型番 |
RWP 068 (react with protest) |
・ 販売価格 |
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SOLD OUT
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