ドイツ、ドレスデンのバンド、lara koronaの1stアルバムですー。bera records、moment of collapse、pike recordsによる共同リリース。これらのレーベルが絡んでるとなると、そりゃあ期待大ってもんですが、はてさて。

johnny futuroとのスプリットから4年、満を持してのリリースとなるわけですが、大分変化しましたな…。踊れちゃいそうなくらいビート感満載でフリーキーだった彼に久しぶりに再会したら、暗黒面落ちまくってて誰だか分からない位別人になってるやんけ…でも…そんな陰のあるアナタもステキー！的衝撃。スラッジ、ストーナー的要素満載のポストハードコアサウンドですが、そこまで暗黒ズドーン！ドシャーン！なイメージじゃなく、美麗アルペジオの絡みや展開の妙、空間系エフェクトの美しさ、ミドルテンポ気味にウネリ狂う恍惚のグルーヴ感なんかはaussitot mortやsed non satiata、kidcrashなんかも連想させてくる雰囲気アリアリで、めっちゃくちゃいい！正直以前のスタイルの8倍はかっこいいね。個人的には2曲目のインスト曲のハンパない叙情的美しさ、4曲目の激重スラッジー全弾解放！感辺りがハイライトかなー。素晴らしいです。つーか、ほんと化け過ぎだろこのバンド…

上記で挙げたバンドらへんの音(特にaussitot mort)が好きな人には文句なしでオススメです。
全5曲、ダウンロードコード封入！