カルフォルニアの激情バンド、Calculatorのアルバム。count your lucky starsなどからもリプレスされていたりするこのアルバムですが、在庫として手元にあるものはその辺等特にクレジットされていないので恐らく初期のバンド自身によってセルフリリースされた際のプレスかと思われます。

2014年にasthenia、bluefriendと一緒にジャパンツアー周っていたのも最早懐かしいですね。この音源はその故あって入荷したというか譲り受けたというか託されたというか、まあそんな感じなのでレビュー書くために久々に聴いてみっかー、て今実際レコード回しながらこれ書いてるのですが、正直なところ「あれ？このバンドこんなかっこよかったのか…！？」とビックリしてます。当時はもっとbraidとかtexas is the reasonとかあと例のキンセラ関連とかそっち系の要素の方が強いバンドように思ってたけど、今聴いてみるともっと攻撃的で激情しちゃってて、カッケー。重すぎない音作りに多展開と生々しい録音な辺りはやっぱりこれ当時の激情の最先端のやつだわ。kidcrashとか中期loma prietaとかに上記のエモ的素養からくるものやポップさまで取り込んだ様は今聴くと相当新しいことやってたんだなあ、と。多分当時そういう方向性のバンド増えてて辟易してたのかな…気づくの遅すぎ！自分の見る目の無さにほんと嫌気がさすゼ。

バンド自体は既に解散してしまっているのが残念。メンバーは何かやってたりするのかしら？今存続してたらどんな音出してたのか、非常に気になります。全13曲収録。