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ホーム 12'' Sloths / Twenty Years
Sloths / Twenty Years
オレゴンはポートランドのカオティック3ピースバンド、slothsの2014年作片面12''。初めてリリースしたデモが2011年ということで比較的若いバンド。のはずなんですが、それが信じられない位のセンスと貫禄を感じさせる凄まじいバンド。カオティック、ポストハードコアからドゥームやスラッジ、ネオクラストやらブラッケンドハードコア…などなど、ある程度源流を辿れば近しいジャンル群ではありますが、それを分化した現在の各々のアプローチのままここまで混在させて、さらに凄まじい完成度にまで高めたバンドは数少ないと思います。このslothsは確実にその高みにいる音を出していると感じました。本当に様々なジャンルの要素を飲み込んで表現しているんだけど、まるでそのどれでもない最新のハイブリッドな音楽。ハイブリッドというか、最早キメラって感じ。でもめちゃくちゃ怖くて美しくてかっこいいキメラのクリーチャー、みたいな。どこかのレビューで「クトゥルフを感じる!」とか書かれてたけど、slothsのなんかグロキモいけど神々しくて完成されてて不気味な世界観を表すのにちょうど良い表現だと思いました。

力強く支えるベースを軸にミドルテンポ主体のグルーヴ感が気持ちいいながらも、手数の多いバカテク爆速ドラムがダルさを全く感じさせず、むしろ体感速度は速いとすら言えるかも。そして時にDビートやブラストでの爆走も交えつつ異形に変貌し続ける楽曲展開がグッド。もちろんハチャメチャに展開するわけではなく、同時に知性も感じさせる程の構成美との対比が素晴らしい!ていうね。往年のカオティックのごとく外してくるコード感やリズムの壊し方もまた実に絶妙で、必要最低限の崩し方なのよね。それでいて激情感ある叙情性浮遊感まで兼ね備えた美しくも重くクッソ気持ち悪いギターフレーズまで搭載。これこそ現代のザ・カオティックハードコアって感じ。凄く雑に言うと、このセンスどうやって身に付けたの!?すげぇな!って感じ。
余談ではありますが、ミックスはBrad Boatrightという方で、この方は何とfrom ashes riseのメンバーであるらしく、今までにミックスを手がけた作品はこの界隈で言えばtragedy、baptists、oathbreaker、masakariなどからさらにperican、convergeのライブ盤などなどまで!そしてなんと、ウチでも取り扱ってるthe donorのアルバムもこの人の仕事だとか。そんな方のミックスということもあるのでしょうか、かなり重く味わい深いクオリティーの音になってます。匠の妙ですね。
どうしても似たバンドを思いつけない位凄まじく個性的なんですが、雰囲気や臭いだけで言えばbotchやtoday is the dayなどの狂気染みていつつ技を見せるようなカオティックバンドが近いかな…?

3曲+slintのカバーの計4曲収録でクリアビニール。このslintカバーが彼らの源流を感じさせてまーた凄く面白いです。bandcampでは今作含め過去作全てをNYPにて配信しているのでそちらも是非チェックしてみてください。今作とはまた違ったアプローチですが、もうデモのころからセンスと個性抜群の狂いまくりつつ完成度の高い音を出しております。今のところ今年聴いた音源で衝撃度ナンバーワン。オススメ!!





2011年のライブのようなので今作収録曲はやってないですが、是非見て聴いてもらいたい。ドラムがクッソかっこいい。


・ 型番
DLLM030 (Don't Live Like Me Records)
・ 販売価格

1,800円(内税)

・ 購入数