絶対神のスプリット作や単独7''、その他コンピの曲などを網羅した編集盤。おらーつべこべ言わずに聴けー!と言いたいところなんだけど、 特性上初めてorchidに触れるのならこいつはちょっと曲者かもね。個人的にはgatefoldやchaos is me、dance tonight〜などを聴いて存分にorchid節を堪能してから辿り着くのがベストの流れじゃないかと思います。
基本的にはトラックが進むごとに古い音源へと遡る作り。なので、前半はdance tonight〜、chaos is me期に近いため脂の乗った鋭いエモバイオレンスな楽曲を堪能できるんだけど、後半の初期曲はちょいと冗長なものが多くて(まあそれでも最長2分40秒とかだけど)それが数曲続くのはちょいとダレる感があるんすよね。それぞれのスプリットや7''で聴く分にはちょうどいいんだけど纏められるとちょっとなあ、ていう編集盤によくある感じ、とでも言いましょうか。そういった意味で、初めてorchid聴く分にはあまりオススメしないかな。その分、他音源でorchidにハマって聴く分には色んな発見があったりします。dance tonight〜までは基本的にconvergeのカートがレコーディングしてるんだけど、セルフタイトル7''以前はtoday is the dayのスティーブ・オースティンがレコーディングしてたり。cripple bastardsてグラインドバンドのカバーやってたり。chaos is meにも収録されてるド名曲「Weekend at the Fire Academy」の初期verが聴けたり。どうでもいい知識っちゃあどうでもいいかもだけど、意識して聴いてみるのも面白いです。色々と書いたけど、orchidを語る上で外せない重要盤だし、曲単位、盤単位で聴く分には最高なこと前提で書いてるかんね!
全24曲、果たしてどう感じますかね?
・ 型番 |
??? (Clean Plate Records) |
・ 販売価格 |
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