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Vestiges / The Discent Of Man
深淵覗き込み系ダークスラッジクラスト御大の2010年作、1stアルバム音源がワシントンから届いたよー!まー先に言っとくと長尺ダウンテンポメインな感じのアレです。ってなるとアレルギー出ちゃう人はかなりいるよう気がしないでもないですが、こんな音には一度ハマると半端じゃない中毒性があるんす。てことで、この作品も私のそんな部分をガツガツ突き刺してくる良作です。正直かなりオススメなのです。

こちら、入荷リクエストを経ての入荷と相成ったわけですが、まーかっこええ!俺自身も入荷してやっとこのアルバムの全体像を知ることができたわけなんだけど、これ…とんでもねー代物でしたわ…
一応ネオクラスト的な、って感じの認識みたいでして、ネオクラスト要素も登場するっちゃあするけど、それ以上に目を引くのは長尺〜で深淵〜な世界観の曲調でしょう。壮絶なまでに悲哀美麗満載の旋律と、重厚で邪悪を極めた轟音全開の世界観を基調に、ブラックメタル、スラッジ、ポストロック、アンビエント、激情等の要素をふんだんに盛り込みまくった圧巻の楽曲郡。ハードコア的暴力性も相まってとんでもないことになってます。咆哮系の低めから絞り出すような野獣ボーカル、リズムの打点後ろ向き過ぎな重厚リズム隊、トレモロ調リフを重ねまくって厚く深いメロディアスギターでスラッジ、ポストロック等を基盤にした美しくもゴリゴリ進む曲展開で段々と盛り上げて行きながら疾走Dビートパートへ移行されちゃったら、そりゃもう卑怯っすわ。そんなもんどうしたって血の涙レベルで燃えるっちゅうーの。そんなもんがある意味お約束的に静と動を行き来する展開も「待ってました!」て感じに巧妙に配置されてて、いわば様式美的な観点から見ても最高。そしてアルバムが進めば進むほど、より深く堕ちて行くように展開していくその様は死亡率1000%の猛吹雪吹き荒ぶ中をさらに奥へ奥へとジリジリ進んで行くかのような絶望感!決死感!ドラマティック!わぁーお!ですわ。正直かなり気合入れて聴かないと身が持たないくらい重厚骨太な内容。アルバムテーマも激重だし。心して聴いてください。

バンドで例えるならfall of efrafaの中〜後期とかで悶死する方はまず間違いなく受け入れられるでしょう。その他neurosis〜な世界観が大好物な方、「激情?ああ、俺 june paikとかならすげー好きよ」って方、「あ〜、cohol(ブラックメタル+激情なイメージ)がスラッジ調の曲作らないかなぁ…」って常々妄想してる方なんかは絶対聴いて!
全7曲収録。






・ 型番
self
・ 販売価格

1,000円(内税)

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